フローチャート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フローチャート(flow chart)は流れ図または流れ作業図のこと。工程解析をする場合に用いられる。
各工程(処理)を示す部品は "JIS X 0121:1986"「情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号」により規格化され、形・流れる方向などが統一化されている。
プログラミング言語の教育においては、処理を理解するために用いられることがある。事務処理においては、提出資料の様式として用いられることがある。
目次 |
フローチャート作成ソフト
下記は、JIS規格用フローチャート作成ソフトである。
株式公開・内部統制向けフローチャート
JIS規格は工業・情報処理で用いられることが多い。一方、株式公開や内部統制のフローを描く場合には、以下のような形式のフローチャートを用いることがある。
- NOMA方式
- 日本経営協会(NOMA)の理事であった、三枝鐘介氏によって作られたもの。使用する記号を抑えて、シンプルに記述するのが特徴。
- 日能式
- 日本能率協会によって作られたもの。思想はNOMA方式に近い。
- 産能大式
- 学校法人産業能率大学によって作られたもの。NOMA方式に比べ、「FAX」「コピー」等の具体的な記号を用いているのが特徴。株式公開時の提出資料で、この形式を用いることが多い。
関連項目
外部リンク
- JISC内JIS検索(日本工業標準調査会)
- 「JIS規格番号からJISを検索」で「X0121」と入れて、「一覧表示」ボタンを押すと表示される。